過去を振り返る −第一章−

何気ない日々を綴るのも飽きたし、俺自身の事でも書いてみるか・・・・

一昔前に比べれば、だいぶ交友関係もマシにはなってきてはいるな。
学生時代にイジメに遭ってた影響で、高校生くらいから1人行動することが多くなり意図的に人付き合いを避けるようになる。
こんな状況は大学入るまで続いた。表面的には輪に居ても、殆ど上辺だけで楽しいと思うことは何1つなく、今で言う「ひきこもり」の道へと進んでゆくことになる。

大学へ入り、イジメから解放された事もあり若干心理的に変化が訪れる。
大学の講義は高校までの個人的なものは違い、チームワーク的な物が必要とされることが多く「グループ交際」が必須だった。
正直、この時は特にやりたい事も将来的なものも浮かんでこず、
ちょうど情報社会化が進んできた頃でもあり、「PCの世界に少しは触れてみたい」という思いから大学へ来たので、人間関係の事等まったく頭になかったのだ・・・

ココで以後、研究で同じチームを組む昌と正と知り合う(ともに仮名)
しかし、皮肉なことに俺と組んだ奴らは状況は違えど過去の学生時代に同じ経験をした人間であり、妙に気が合いプライベートでも飲みに行くようになる。
とは言え、俺達のチームは全体的に仲の良かった全体的な部内においてかなり浮いたもので、チーム外では会話はもちろん挨拶すらもなかった。

そして、2年の時が過ぎ短大であった俺はあっという間に卒業を迎える